訪問看護でフットケア
こんにちは。フットケアPoDoLoの柿原恵美です。
今日からぼちぼちブログを書き始めようと思います。
私は、週1回で訪問看護に在籍しておりますが、
そちらでもフットケアをメインにお仕事をしています。
一般の訪問看護のお仕事はせずに、
フットケアの施術を訪問看護師として行っております。
医師の指示があればフットケアが自宅で受ける事ができる
訪問看護でフットケアが受けられるのをご存知ですか?
そもそも訪問看護とは?
かかりつけの医師の指示を受けた看護師等が病気や障害を持った方のご自宅に伺い、
その人らしい療養生活を受けられるように支援するサービスのことをいいます。
小児から高齢者まで、年齢等を問わず訪問看護を必要とする全ての方が受けることができます。
それらのサービスは、介護保険や医療保険の適応です。
基本的な考え方として、介護保険と医療保険の両方を使用することはできず、
必ず、介護保険か医療保険のどちらかの利用となり、介護保険の優先利用が原則です。
訪問看護でのフットケアは利用者様メリットだけでなく
事業所側のメリットもとても大きいと常々感じております。
訪問看護でフットケアのメリット
【利用者様側のメリット】
・足トラブルの改善
・転倒予防に繋がる
・金銭的負担が少ない
・その人らしい生活の継続
在宅で過ごしておられる高齢者の足は、放置されがちです。
特に、分厚くなってしまった爪や巻き爪などの爪切りは、ご家族様ではケア方法が分からずにそのままになっている場合がほとんどです。
また、お仕事と介護の両立でお疲れのご家族様にとって不慣れな爪切りはできるだけ避けたいことだと感じています。
実際に、私がデイサービスで看護師として働いていた時には、ご本人様からの爪切りの要望はもちろんご家族様からの要望も多く認めていました。しかし、デイサービスの看護師では利用者様の数が多かったり、他の業務も重なったりとなかなか爪切りにまで行き届かないのが現状です。
訪問看護師がフットケアの一環として爪切りを行うことで、ご家族の介護負担軽減にも繋がるのではないでしょうか。
では、訪問看護の事業所側のメリットを見ていきましょう。
【事業所側のメリット】
・長期に渡り介入できる
・初期導入しやすい
・サービスメニューの増加
・経営の安定化
特に、終末期の利用者様への訪問看護の導入の際、医師からすれば病態的に早期に訪問看護の介入の指示を
出したとしても、本人様はまだ身の回りのことはご自身で行えるため、ご本人様が訪問看護の導入に抵抗を感じられる場合があります。そんな場合、足のむくみケアのために訪問看護を導入を促すと、抵抗なくスムーズに受け入れられることがあります。
訪問看護でフットケアを広めたら
フットケアPoDoLoでは、私が訪問看護師として3年間働いてきた中でフットケアの実際の研修事業を行っております。
フットケアが全国の訪問看護で広まれば、足に悩める方を減らすことができるのではと考えています。
私の事業の一つである出張フットケアでは遠方からのお問い合わせもいただくことがあります。そんな時こそ、近くの訪問看護事業所でケアの継続ができたらなぁと思うこともあります。
全国の訪問看護事業所の経営者や管理者の方だけでなく、スタッフの方からのお問い合わせもお待ちしております。
北は北海道から、南は沖縄県までzoom研修でもリアル研修でもどちらでも可能です。
詳細などはこちらからお問い合わせいただけると嬉しいです。
フットケアPoDoLo 柿原恵美